Q,ブレイクショットがうまく当たりません。
A, ラックをしっかり立てて、手玉は正確に当てましょう!
この記事ではブレイクショットについて分かりやすく説明します。
ブレイクショットは、ビリヤードで最初に打つ一撃であり、ポケットビリヤードの醍醐味のひとつでもあります。
試合の流れを左右するほど重要なショットですが、力任せに打つだけでは上達しません。
この記事では、初心者でも確実にレベルアップできるように、
「ブレイクショットの基本・フォーム・力の伝え方・練習法」まで丁寧に解説します。
🎯ブレイクショットとは?
ブレイクショットとは、ラック(並べられた球)を最初に割るショットのこと。
ナインボールやエイトボールでは、このショットでどれだけ球を散らせるかが勝負の鍵になります。
ビリヤードで一番難しいショットはブレイクです。

ただ最近はラック(最初にボールを並べる塊のこと)が木製からラックシートに変更され、誰でも的球に隙間がないラックが組めるようになり、軽く当てても簡単にラックが散り的球が入る確率が上がりました。
配置も木製ラック時代より簡単になったと感じてます。
上手なブレイクは、
- ①への正確なストローク
- 撞点
- キュースピード
という3つの条件が問われます。
🧍♂️ブレイクショットのコツとは?
結論:キュースピードをちょっとあげて①へ正確にヒットさせる。
ブレイクはキュースピードを上げれば上げるほど破壊力が増しますが①に厚く当たらないと意味が無いため、ラックシート時代では正確さ重視が良いです。
木製ラック時代は体を動かして無理やりキュースピードを上げ、ブレイクショットを放っていましたが現在はラックシートで手玉が当たれば簡単にラックが散りますので、スピードより①に正確に当てれるかが大事です。
(木製ラック時代はキューをへし折ったり、手玉がテーブルから飛んでいって窓ガラスが割れるくらい激しいプレーヤーも居ました笑)
🧍♂️ブレイクショット専用キューを使用しましょう。
プレー用キューとは別にブレイクショット専用キュー(樹脂製タップを着用していたり、バランスが変更されているもの)を是非使用したいところです。
まだ持っていない方はハウスキューで代用したり、ビリヤード屋では貸出用があったりします。
こちらも安くでもいいので自分のブレイクキューを買って、毎回練習するといいですね。
最近は真っ黒のカーボンシャフトのキューが流行りです。
🧍♂️ブレイクショットの基本フォーム
フォーム自体はいつものフォームでよく、キュースピードを上げたハードショットで十分と考えます。

ナインボールではサイドブレイクと言い、画像のようにキッチン(ブレイクショットをするエリアのこと)の端から①に当てると的球がインする確率がかなり上がります。プロの試合では禁止になっている大会もあります。
①にしっかり当てれば女性の方でもちゃんと割れますので問題ありません。
最近のプロ試合を観戦していても男女で大差は無いように感じます。
強くショットするかが悩ましいところ・・
強いブレイクで的球がまとめて落ちてくれるとブレイクランアウトの確率が上がりますが、手玉スクラッチ(手玉がポケットに落ちるファール)の可能性も増しますので、このリスクの取り方は上級者やプロでも意見が別れるところです。
まずはテーブル上に的球が散ってくれれば配置の難易度が下がると考えます。
💡ポイント:まずは安定して真っすぐ①に当てることを優先しましょう。
⚡力の伝え方のコツ
ブレイクで大切なのは「強さ」ではなく「効率」です。
力を手球にしっかり伝えるには、次の3点を意識します。
- テイクバックをしっかり取り、キュースピードを上げる
→ 肩と腕を大きく引き、スムーズに前へ振り抜く。 - 手玉の中心よりすこし下を撞く
- インパクト後もキューを止めない
→ 「当てて終わり」ではなく、「通り抜ける」イメージで。
⚙️手球の撞点はどこ?
基本は「中心よりやや下」。
ラックにヒットしてから手玉がテーブル中央付近にあると最初の的球を狙える確率が上がります。
🏋️♂️ブレイクショットの練習法
①センターショットでフォーム確認
センターショットを打ち、「真っすぐ強く撞けているか」を確認しましょう。
これでフォームのズレや力の方向が見えてきます。
②ラックをしっかり組む
現在のルールでは「セルフラック」となっております。
ブレイクする本人がラックシートでラックを組むので、隙間が無いように確認して
的球を配置してください。隙間があるとうまく的球が散ってくれません。
またどうしても隙間が出る場合は的球の配置を変えたり(的球が劣化で微妙に小さくなっていることがある)ラックシート自体が古くなっている場合もあるので、お店の方に見てもらいましょう。
③割ってみる
最後に、実際のナインボールラックで本気のブレイク。サイドブレイクを右からと左からと両方練習するのがおすすめです。
- 球の散り方
- 手球の止まり方
- 入りやすい配置
これを動画で確認すると、客観的にフォームを改善できます。
昔はこんな練習も
木製ラック時代はブレイク力が必要だったので、ジャンプなどの漫画雑誌をガムテープで束ねてラック代わりにして練習していました。ラックシート時代の今はここまでは必要ないですかね。。。。
🔍ブレイクが上達しない人に多い3つの原因

- テイクバックが小さく、ストロークが真っすぐ出ていない
- 撞点がずれてパワー不足(手玉の芯を撞けてない)
- 力むことでキュースピードが逆に遅くなる
この3つを改善するだけで、ブレイクの質は劇的に変わります。
🚀プロ選手のブレイクの特徴
プロのブレイクは、強いだけでなく厚みが正確です。
音が高く、無駄な力が抜けています。
これはフォームが安定していて、力がすべて手球に伝わっている証拠です。
プロ選手のブレイクを観察すると、
- キューがまっすぐ走っている
- インパクト後も姿勢が崩れない
- 手球がテーブル中央に残る
という共通点があります。
💬まとめ|ブレイクは“力よりも精度”
ブレイクショットは「強く打つこと」ではなく、
「正しいフォームでエネルギーを伝えること」が上達の鍵です。
焦らず少しずつ強さを上げていけば、
あなたのブレイクも確実に“プロの音”に近づいていきます。
実際にレッスンしてほしいよ〜という方は↓御覧ください。
参考文献 ザ・ビリヤードA to Z アプリケーション編
古い本ですがビリヤードの神様「エフレン・レイズ」もおすすめするビリヤード解説書。これ以上に詳しい解説書はありません。3部作。
アプリケーション編はシステムが網羅されており、ロジカル派の方は必見です。



