この記事ではビリヤード上達について分かりやすく説明します。
ビリヤードは「集中力のスポーツ」と言われますが、実は正しい順序でスキルを身につけることが上達の近道です。
いきなり難しいショットを練習するよりも、土台となる基本から順にステップアップしていくことで、安定して上手くなれます。
この記事では、初心者から中級者を目指す方に向けて、ビリヤード上達に必要なスキルの習得順序をわかりやすく紹介します。
「イレ」「ダシ」「トリ」をバランスよく伸ばす

イレとは?
的球を確実にポケットする能力のこと。いわゆるシュート力です。
ダシとは?
手玉を狙った位置へコントロールする能力。次の的球が狙える位置(ゾーン)へ手玉を運ぶことから「ダシ」や「ネクスト(ネキ)」と呼びます。個人的には「ネキ」という呼び方が好みです。
トリとは?
戦略・取り方のことで、手玉をどのルートで動かして9番まで仕留めるかという作戦を指します。ナインボールには“王道の取り方”が存在するため、上級者やプロのプレーが最高の教材になります。
ビリヤードは、この「イレ」「ダシ」「トリ」の3つをバランスよく伸ばすことが上達のコツです。
たとえば、イレだけ強くても手玉コントロールができなければ9番まで到達できません。逆にダシが上手でも的球を外してしまっては意味がありません。
また トリ (取り方)を知らなければ、本来勝てたゲームを落としてしまうこともあります。
初心者の方はまずイレ(シュート力)を伸ばすことが大切ですが、慣れてきたらストップショットや、フリがついた際の基本的なダシも同時に強化していくと効率的です。
そして、試合に出たりプロのプレーを観たりすることでトリ(戦略)を鍛えることが、上達への近道といえます。
最近ではYouTubeでプロ同士の試合を無料で視聴でき、試合によっては丁寧な解説付きのものもあります。
自宅でも通勤中でも学べるため、トリを鍛えるには最適な環境です。
どんなスポーツやゲームでもそうですが、上級者やプロを真似することが最短の成長法です。
【まずはイレ】基礎姿勢とストロークから
最初に身につけたいのは、フォームの安定です。
フォームが崩れていると、どんな練習をしてもショットの再現性が低くなります。
習得ポイント
特に「真っすぐストロークできるか」が最重要ポイント。
ここを固めることで、後の練習すべてがスムーズになります。
【イレ】狙った球を確実に沈める
フォームが安定してきたら、次は**狙った球を確実に入れる力(イレ)**を鍛えましょう。
練習ポイント
- センターショット(基礎中の基礎)
- 厚み(当てる角度)の感覚をつかむ
- 苦手な角度の練習(への字など)
的球を安定して入れられるようになると、ビリヤードの楽しさが一気に広がります。
【ダシ】手球コントロールの基本を覚える
次に大切なのが、手球(白い球)のコントロールです。
入れるだけでなく、「次の球を狙いやすい位置に残す」ことができるようになると、一気に中級者の仲間入りです。
練習ポイント
- ストップショット(止める)
- フォロースルー(押す)
- バックスピン(引く)
- 角度をつけて手玉がどう動くか知る
まずは「止める・押す・引く」の3種類を確実に使い分ける練習がおすすめです。
【トリ】取り切りの流れを考える
ポジションが安定してきたら、配置全体を見て戦略を立てる力を磨きましょう。
これができると、単なる「ショット練習」から「ビリヤードのゲーム」へと進化します。
学ぶポイント
- まずはフリーボール2球取り切り
- 安定したら3球取り切り
上級者は、2球だけでなく3球までの展開を常に意識しています。
ナインボールならブレイクで3球インして3球取り切りを2回すればブレイクランアウト(マスワリ)達成です。
【イレ】ブレイクショットを強くする
ビリヤードで一番難しいショットはブレイクです。
①への正確なストローク・撞点・キュースピードが問われます。
ただ最近はラック(最初にボールを並べる塊のこと)が木製からラックシートに変更され、誰でも的球に隙間がないラックが組めるようになり、軽く当てても簡単にラックが散り的球が入る確率が上がりました。配置も木製ラック時代より簡単になったと感じてます。
まずは手玉のスピードより①に正確に当てれるかが大事です!
【メンタルと集中力】安定したプレーを支える土台
最後に大事なのが、メンタルコントロールです。
試合や練習で調子を安定させるには、心の安定が欠かせません。
習得ポイント
- 毎回同じルーティン(呼吸や構え)を作る
- ミスしても切り替える力(ミスした自分に腹を立てない)
- 集中力を保つ習慣を身につける
技術を磨くのと同じくらい、「平常心を保つ練習」も上達の鍵です。
(メンタルの記事は執筆中です)
💬さいごに
ビリヤードの上達は「イレ」「ダシ」「トリ」をバランスよく伸ばすのが必須です。
焦らず、ひとつずつ確実に身につけることで、誰でも確実にレベルアップできます。
実際にレッスンしてほしいよ〜という方は↓御覧ください。
参考文献 ザ・ビリヤードA to Z プラクティス編
古い本ですがビリヤードの神様「エフレン・レイズ」もおすすめするビリヤード解説書。これ以上に詳しい解説書はありません。3部作。
プラクティス編は手玉コントロールや上達のための練習方法が満載です。








